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三重県での多胎育児
そして全ての子育てが幸せになる地域へ

三重多胎ネットは、三重県内の双子や三つ子など多胎児を育てる家族を支援する任意団体です。
私たちは、多胎児の妊娠期から子育て期まで、切れ目のない支援を提供することを目指しています。

困難を乗り越えなければならない育児から、幸せだと自然に感じられる地域社会へ

私たちはその変化を起こせることができる地域の一助になれるよう、多胎育児支援を始めとして、三重県全体の子育て支援が安心したものになるよう活動をしていきたいと考えています。

*多胎とは二人以上の胎児を同時に胎内にもつ状態のこと。双子三つ子などの総称です。

About establishment

設立について

三重多胎ネットの前身となる三重県多胎育児サークルふたばは、多胎児家庭の笑顔が増えるよう、三重県全域を対象に各地域で活動しています。

しかしその中でサークル単位でできる支援の限界、難しさも実感しました。このままでは追い詰められ孤立するパパママが後を立たず、虐待死のように悲しい事件がまた何度も繰り返される。そんな危機感を抱いています。

そこで多胎ネットとして行政・医療・福祉など各機関を巻き込んだ、支援の提供を目指して設立しました。

About us

私たちについて

松本彩月

代表

四日市大学 特任助教 / 一般社団法人日本多胎支援協会理事

専門は社会学、地域福祉
当事者として福祉の視点から多胎育児支援研究を行う。
行政・当事者等多胎育児支援者講習会・研修会講師、新聞・雑誌コメント掲載等多数。

古川幸代

副代表

三重県多胎育児サークルふたば代表

三重県へおもいやり駐車場の多胎利用期間延長を訴えて署名活動をした結果、産後1.5年→3年へ全国初最長期間へ。
三重県多胎アンケート 調査結果報告書を初めて県内で実施するなど多胎支援拡充に向けて精力的に活動を行う。

近藤綾子

一般社団法人キッズラバルカ理事 / あいち多胎ネット理事 / こども訪問看護ステーションmom(マム) 助産師

多胎家庭へ訪問看護の現場からみた多胎育児に関する妊娠期の支援の必要について専門職への講演や、多胎両親教室の講演を数多く行う。
また多胎育児の訪問看護利用について、愛知を主として発信している。

About activities

活動について

私たちは、県内の双子・三つ子のご両親そして子ども自身が住みやすい三重県となることを目指し、下記を目標に活動します。

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支援者の環境確保

困難な経験があるからこそ、新たな多胎育児者に傾聴ができる支援者、そして 継続して知識がアップデートできるような支援者の環境を確保します。

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地域多胎サークル支援

三重県内子育てサークルとの連携を行うことにより、地域での多胎育児の居場所作りに携わる運営に関しての相談、広報活動、新規立ち上げに協力します。

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多胎情報の発信

団体から適切で正しい情報を発信し、現状に整合した情報を受け取ることができるよう、さらに三重県内の子育て支援が広く充実していくことを目的として運営を適切に行うことができるweb管理を継続的に行います。

クラウドファンディングを行います

ふたごみつご育児は想像を超える過酷な育児。虐待や産後うつのリスクは単胎児の倍以上。余裕がなく助けを求められない。頼る人もいない。気づいてもらえない。そんな多胎家庭を支えたくて、支援の輪を広げるため、私たちはクラウドファンディングを行います。

多胎育児から「誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会」を築いていくために、あたたかいご支援をよろしくお願いします。

To everyone

三重県の多胎の子育てを
さらに全ての子育てをもっと豊かに

多胎の出産は100件に1件です。
三重県の人口全体は約174万人(令和4年10月)であり、1年間の分娩件数は約1万人、そのうちの1%である約100件の出産が多胎児となっています。

北部・中部・南部地域との人口偏差、地形状況によって、同じような月齢の多胎家庭同士が対面で交流する機会や情報共有が県内全域で同じように行われるのは難しい状況にあります。

だからこそ、私たちは多胎育児だけの支援だけを確立するのではなく、多様な機関と連携し、地域全体で子育てしやすい社会を目指したいと考えています。

地域の安心した子育てを実現するために
多胎からその先へ

地域の制度政策だけが地域福祉ではありません。
まずは地域社会に生きる私たちがお互いを知ること。

多胎育児の現状を広く社会に知ってもらうことと同時に多様な育児の現状を社会全体が学ぶことで、迷いのない地域の育児環境が初めて出来上がり、安心した子育てが見えてくると信じています。

困難だと言われた育児を経験したからこそ、次世代に繋ぐネットワークを作り、安心した子育てに、そんな地域社会を目指します。